日光東照宮社参 平成七年

ここでは、平成七年十月二十二日、匝瑳市(旧八日市場市)萬町にある八日市場東照宮の大神輿が日光東照宮へ奉納参拝した時の写真を掲載しています。 大神輿は社殿を移転新築した平成四年の遷宮祭を機に新造したもので、これらを記念して(故伊藤宮司)の提案で社参実行委員会が組織され、三年もの準備期間を置いて晴れてこの日を迎えた。当日早朝より大型バス六台を連ねて日光入りし、高張提灯・露払いの天狗・総代長ら侍装束の委員会役員・大神輿・子供神輿・奏楽隊など総勢約三百五十人。 巡行奉納は午前十一時に日光東照宮社務所を出発し、五重塔までの約五百㍍を道中楽奏で進み、塔前で神事を行なった。午後一時から大勢の観光客が見守る中、約三時間にわたって境内を練り歩いた。 社参形式の参拝は明治以降初めてのこと、また全国各地にある東照宮の御神輿が日光東照宮に奉納参拝するのは開山以来初となる。氏子の萬町区住民にとって念願の記念事業が実現されました。 (以上下記の紙面抜粋) 大神輿には八日市場東照宮建立由来の【鷹と松】、東照宮ならではの【葵の紋】【眠り猫・三猿】の彫り物が施されている。